ここから本文です。
- 現在のページは
- ホーム
- 診療科・部門
- 【診療科】消化器外科
- 腹腔鏡手術についてです。
腹腔鏡手術について
腹腔鏡手術とは、おなかに手術器具を出し入れするための5~12mmの皮膚切開を数か所に行い、おなかの中の映像を棒状の長いカメラを用いて、テレビモニターをみながら手術を行うもので、傷が小さく、出血量が少ないため、術後の痛みの軽減、早期回復や早期社会復帰を可能にするメリットがあります。



胃切除術における皮膚切開創の比較
当科では、2021年6月に近赤外蛍光対応ビデオ内視鏡4K3D(3次元)システムを導入しており、テレビモニター上でもおなかの中の奥行きが把握しやすくなり、拡大視できる効果とあいまって、非常に精緻な手術が可能となっています。また、近赤外蛍光で描出される検査薬、ICG(インドシアニングリーン)を静脈内に投与することで、血流の境界や胆道の走行をリアルタイムに確認することができ、より安全に大腸がんや胆のう炎の手術を行えるようになりました。

近赤外蛍光対応ビデオ内視鏡4K3D(3次元)システム