ここから本文です。
入院中の生活
入院中の生活について
日課・週課について
起床時間 | 6時 |
---|---|
消灯時間 | 22時 |
食事時間 | 朝食:8時頃 昼食:12時頃 夕食:18時頃 |
検温時間 | 9時~11時 |
シーツ交換 | 週に1回(各病棟により交換日は異なります。) |
シャワー・入浴 | シャワー・入浴は病状により、主治医より許可をさせていただきます。 利用時間は9時~16時30分です。 |
食事について
- 食事は、治療の一環として患者さんの病状に応じた食事を提供しています。
持ち込みはご遠慮ください。 - 食物アレルギーがある場合は、必ずお知らせください。
- 食事に関する要望や、ご質問は看護師・栄養士にご相談ください。
外出・外泊について
外出・外泊は医師の許可が必要です。
許可証を発行しますので、医師または看護師にお申し出ください。
病棟内設備のご案内
- 病室には各自床頭台(鍵付き)、テレビ、冷蔵庫、収納ボックス、椅子、ゴミ箱など備えております。
「テレビ」「冷蔵庫」は日額385円(税込)×ご利用日数となっております。
ご利用を希望される方は、入院時にお申込みください。 - 各病院には分別収集のゴミ箱を用意しております。
- 各病棟に給茶機・トースターを設置しております。
- 洗濯物は院内のコインランドリー(100円硬貨専用)または、有料の洗濯サービスが利用できます。
看護師にお申し出ください。 - 床頭台に入院生活でよくある質問Q&Aのファイルがありますので、ご覧ください。
入院中にご留意いただくこと
- 入院中は他の患者さんの迷惑にならないようにお願いします。
- 療養生活については医師・看護師の指示に従ってください。
- はき物の音や大声などの騒音防止にご協力ください。
- テレビ、冷蔵庫を利用する場合は、申し込みが必要となります。
希望される場合はお申し出ください。 - 自家用車は入院期間中、病院構内に駐車することはできません。
- 携帯電話の使用にあたっては、周りの方のご迷惑にならないようにお願いします。
当院では、静かでより良い環境の保持に努めています。
他の患者さんのご迷惑にならないようにマナーモードに切り替え、使用エリア表示に従ってご使用ください。
消灯時間以降のご使用は、他の患者さんの迷惑にもなりますので緊急時以外のご使用はご遠慮ください。 - 入院中は床頭台の鍵をお預けします。鍵を紛失された場合は作成にかかる費用の負担をお願いします。
- つけ爪、ネイル、ジェルネイルは必ず入院前にはずしてください。
- 医師、看護師、薬剤師がお渡しした薬以外は服用・使用しないでください。
- 入院中は原則として、他の医療機関での受診や、薬の処方を受けることはできません。
- 入院中に飲酒・喫煙があった場合は、原則として退院していただきます。
- 当院は敷地内禁煙となっています。
- 暴言・暴力行為・強制わいせつ・器物破損・強迫行為などの犯罪行為に対しては、 直ちに診療を中止し、退院していただきます。
- 職員や他の患者さんの顔写真・知り得た情報をSNSに投稿することは固く禁じます。
盗難防止及び私物管理
病院は人の出入りも多く、盗難の恐れがあります。
多額の現金や責重品、装飾品等はお持ちにならないようお願いします。
現金は必要最小限にしていただき、鍵のかかる場所に保管するようご留意ください。
紛失等については、当院は責任を負いかねます。
自己責任の下、鍵の管理を含め厳重にご注意ください。
以下の物は持ち込みを禁止しています
- はさみ、カッター、果物ナイフ等刃物類
- たばこ(電子タバコを含む)、ライター
- 動物(ペット)
- つけ爪
- 酒などのアルコール類(ノンアルコール・ビールテイスト飲料も含む)
- 使い捨てカイロ・電気あんか
- 楽器など音の出るもの
- TV、ドライヤー、ヘアアイロン、加湿器、電気ポットなどの電化製品
- ベンジンなど引火しやすい物
看護と付き添いについて
- 看護師は2交代制で勤務しております。
- 原則として付き添いの必要はありません。
ただし、患者さんの病状によりご家族の付き添いを希望される場合はお申し出ください。
病棟・病室の移動について
病状により、病棟や病室の移動をお願いする場合があります。
ご理解をいただきますようお願いします。
※治療を終え症状が安定された患者さんには、退院または転院をお願いします。
また、当院には医療療養病棟がありますので、病状に応じて転棟していただく場合もあります。
ご理解いただきますようお願いします。
診療・病棟の体制
診療体制 | 医師は診療科別に分かれて入院患者さんを受け持ちます。 夜間及び休日は原則として当直医が診療にあたります。 |
---|---|
病棟の体制 | 一般急性期病棟・地域包括医療病棟・医療療養病棟・結核病棟 |
安全・安心な医療・入院生活のために
患者誤認と事故防止について
- 入院中にはすべての患者さんに患者認証用のリストバンドを手首に装着させていただきます。
- 誤認防止のため検査、処置、注射、内服などの際にはお名前をお聞きします。
ご自分のお名前をフルネームでお答えください。 - 点滴ボトルや内服薬、検査の容器などにご自分の名前が書いてあるか確認するようにしてください。
- 手術部位などの誤認防止のため、手術などの際には左右や手術部位についてお聞きしますのでお答えください。あらかじめ、手術部位に印を付けさせていただく場合もありますので、その際は一緒に確認していただくよう、お願いいたします。
転倒・転落のご注意
入院という慣れない生活環境の中では、思いもよらない事故が発生することがありますので十分ご留意ください。
不安を感じる時、自信のない時には看護師にお知らせください。
入院中は必ず転倒防止シューズまたは運動靴をご利用ください。
靴下で滑って転倒される方もおられます。滑りにくい靴下を持参されることをお薦めします。
異食予防について
異食とは食べ物ではないものを食べることを言います。脳機能や味覚などの感覚機能の低下から食べ物かどうかの判断ができなくなる事や、不安やストレスから身近な物を口にいれる場合があります。中毒や窒息の危険性がありますので手の届く範囲に、口に入るサイズの物は置かないようにしてください。
(異食の一例:電池・乾燥剤・ビニール袋)
感染防止
重症患者さんや抵抗力が低下している患者さんは感染を受けやすい状態になっていますので、病室によっては手指の消毒や予防着・マスクの着用など、ご家族にもご協力をお願いすることがあります。
ご不明な点は入院病棟の看護師にお尋ねください。
災害・地震等の非常時の場合
火災・地震など万一の非常時には、医師、看護師および病院職員の指示に従い落ち着いて行動してください。
- 非常の場合の避難経路などは、各病室に掲示しています。(入院時に説明します。)
避難場所は、外来駐車場です。非常口、避難経路の確認をお願いします。 - 避難する場合は、エレベーターを使わないで、階段を使用してください。
- 動けない状態の患者さんは、医師、看護師および病院職員が搬送します。
- 火災の時は、防火扉が自動的に閉じますが、手で開けられます。
- 院内の非常放送にご注意ください。
説明と同意について
安全な医療を提供できるよう努めておりますが医療行為は本質的に不確実であり、様々な危険を伴います。意図しない結果が生じる可能性もあります。医療者からの説明を受ける際は以下の点にご留意ください。
- わからないことはそのままにせず、質問事項をメモにしておきましょう。
- 説明はお一人ではなく、できるだけご家族と一緒にお聞きください。
また、ご家族が別々の時間に来院し説明を受けることはお控えください。 - 説明のご希望は、事前に医師または看護師へお知らせください。
- 同意書へは説明を受けて納得してからご署名ください。
※病状説明は平日8時30分~17時30分に行うことを原則とします。
(緊急時はこの限りではありません)
せん妄・肺血栓塞栓症について
「せん妄」とは入院している患者さんの約1割にみられ、体の不調により脳の働きが一時的に悪くなり精神状態が変化する症状です。
せん妄の予防と対策には、ご家族の理解と協力が必要となります。
早期に発見し治療するためにせん妄の症状や対策について考えていきましょう。
「肺血栓塞栓症」とは肺の血管に血栓(血のかたまり)が詰まって、突然呼吸困難や胸痛、動悸(ドキドキする)などを起こす病気です。
※この病気は長時間飛行機に乗った際に足の血流が悪くなり起こったことから「エコノミークラス症候群」とも呼ばれています。
せん妄と肺血栓塞栓症の予防と対策について詳しい内容はこちらのPDFをごらんください。
ご不明点は医師・看護師にご相談ください。
その他のご案内
- 当院は医師・看護師・その他の職員の実習病院となっています。
ご協力をお願いします。 - 職場体験・ふれあい看護体験学習を受け入れています
- 職員に対する金品なとの謝礼は、固くお断りします。
- パソコン ・モバイルWi-Fiルーターは持ち込みが可能です。
- 手術・治療の記録(写真・ビデオなど)を論文投稿や学会発表、専門医申請などの目的に個人情報を秘匿して使用させていただくことがあります。
- 手術機械・器具の安全な運用のために機械・器具の専門家(医療資格がない)が手術に立ち会うことがあります。
- 盲導犬・聴導犬・介護犬などの同伴は可能です。
入院患者さんのお見舞いの場合は、病棟のデイルームまで同伴できますが、病室への同伴はご遠慮ください。
院内へのペットの持ち込みはご遠慮ください。 - 栄養サポートチーム(NST)・褥瘡対策委員・認知症ケアサポートチームによる回診があります。
- 院内で呼吸息いき教室・認知症カフェ・地域研修会・笑いヨガ等を行っています。
参加希望の方は病棟看護師にお申し出ください。 - 防犯の為監視カメラを設置しております。
- 入院中にお気づきの点がございましたら職員にお申し出ください。
また、病院にはご意見箱「声」を設置していますので、ご意見をお寄せください。