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国家公務員共済組合連合会 吉島病院

総合受付
電話番号082-241-2167

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【診療科】眼科です。

眼科

新鋭機器を備えた手術室、看護師の手厚いケアなど
安心して手術が受けられます。

白内障、緑内障、網膜剥離、糖尿病性網膜症などの診断・治療・手術などを周辺の医療機関とも連携しながら診療を行っています。

治療方針

当院の眼科は硝子体手術、白内障手術、緑内障手術など手術治療を主軸にしていますが、手術は他の選択肢で治療が望めない場合に行う、いわば「最後の一手」と考えます。
「手術をしましょう」と聞くと心配になり、気後れするのは誰でも当然です。
ですので、まずは点眼薬等の負担の少ない治療を目指し、それでは改善が見込めない、あるいは手術を選択した方が明らかに大きな改善が見込めると判断した場合に限り、提案するようにしております。
また治療に伴う利点や合併症のリスクを良くお話し、納得された上で行います。
しかし手術が必要となった場合には、どのような状況下でも常に全力を尽くし最良の結果が得られるよう努力することをお約束します。
外来では一般的な結膜炎や眼痛、視力低下、お子様の診察から白内障、緑内障、網膜剥離、眼底出血などあらゆる眼科疾患に対応いたします。
また内科や放射線科と連携して全身疾患治療やCT、MRIといった画像検索を同時に進めることができます。
平日は毎日、土曜日は第1・第3土曜日が診察日ですので、お悩みの際は何時でも受診してください。

※当院ではコンタクトレンズの処方は行っておりませんので、ご了承ください。

眼の病気・治療

代表的な疾患と治療を紹介します。

白内障

現在わが国において白内障手術は年間100万件を超えており、当院でも年間500件前後の白内障手術を行っています。
手術時間は15分程度で翌朝から眼帯なしで過ごすことができます。
基本的に手術を行うには一泊入院をしていただきますが、ご希望の方には日帰り手術も可能です。

緑内障

緑内障には様々なタイプがあり、治療法も異なります。
進行の程度も様々です。
多くの方は点眼剤で治療を行いますが、場合によっては白内障手術や緑内障手術、レーザー治療を組み合わせることも必要です。
緑内障手術が必要な方は限られますが、点眼やレーザー治療が無効な場合は大きな効果が期待できます。
手術には4~7日間の入院が必要です。

糖尿病網膜症

糖尿病のコントロール不良が長く続くと、網膜出血や浮腫を来し視力が低下します。
視力低下の原因や状況に応じて様々な治療法がありますが、重要なのは診断を的確に行い適切な時期に適切な治療を行うということにつきます。
当院では通常の眼底検査以外に光干渉断層計(OCT)や蛍光眼底造影検査(FAG)を行い、治療にはレーザー網膜光凝固、硝子体注射、ステロイドテノン嚢投与、硝子体手術を組み合わせて行っています。

網膜静脈閉塞症

網膜内を走行する静脈が閉塞して(詰まって)網膜出血を来す疾患です。
いわゆる「眼底出血」の中で糖尿病網膜症と並んで多く見られるもので、治療には内服、レーザー網膜光凝固、硝子体注射、硝子体手術を組み合わせて行います。

加齢黄班変性

高齢者の黄班部(網膜の中心部)に出血や浮腫を来し、中心部の視野が障害される疾患です。
病変のタイプにより治療法が異なってきますが、主な治療は硝子体注射、光線力学療法(PDT)になります。
当院では硝子体注射を主体に行っており、PDTが必要な場合は広島大学病院へ紹介いたします。

網膜剥離

急激に視力低下を生じる代表的疾患です。
原因は様々ですが、基本的に手術治療が必要となります。
手術は眼球の外側から行う経強膜手術と、眼球内側から行う硝子体手術に大別されますが、どちらにも対応可能です。
網膜剥離は見つかり次第早急な手術が望ましく、何時でも急患手術ができる体制を整えています。
5~10日間の入院が必要です。

黄班前膜、黄班円孔

どちらも黄班部に生じる疾患で、似た病態で発症し、視力低下や歪み、中心暗点を自覚します。
程度によりますが、どちらも硝子体手術の適応で、黄班部の極めて薄い膜組織を剥離していく繊細な手技が必要です。
当院でも多くの手術を行っております。

各種検査

目の病気全般に対して診断、治療を行っています。
眼底写真を撮ったり、色覚検査、立体視検査、網膜の反応を見る検査などたくさんの検査があります。

患者さんの訴えに応じて今ある見る力を正確に検査する

視力検査、視野検査...など

診断、治療に必要な検査を行う

眼底写真、手術のために必要な検査...など

患者さんの見る力を最大限引き出す

眼鏡処方、斜視に対する特殊眼鏡(プリズム)処方

※当院ではコンタクトレンズの処方は行っていません。

小児の斜視、弱視に対する検査や訓練

子供の集中力はなかなか続かないことが多く、検査にも時間を要するため、子供の検査を主にする日を設けさせていただいております。
子供さんの受診を希望される方は眼科へご相談ください。

外来診療時間

眼科の診療は予約制です。
外来診療時間は、以下リンク先のページでご確認ください。

※2名の常勤担当医がおりますが、手術等で変更になる場合もあります。

入院のご案内

入院期間の目安

白内障 片眼2日間/両目の場合には、10日間あいだを空けて行います。
(日帰り手術も可能)
緑内障 4~7日間
糖尿病網膜症 5~10日間
網膜剥離 5~10日間
黄班前膜、黄班円孔 4~10日間

手術までの待ち日数は概ね3~4週となっており、手術を急ぐ方や希望日程がある場合はなるべく意向に沿えるように調整いたします。
担当医にご相談ください。
手術日は月曜日、水曜日、木曜日の午後となっており、入院は手術当日の午前中(10時頃に入院し、午後から手術)となります。

手術室

眼科専用手術室に顕微鏡(ZEISS OPMI Lumera700)、白内障硝子体手術機器(コンステレーション)、内視鏡、網膜冷凍凝固装置等を揃えています。
硝子体手術は25ゲージ手術(0.5mm程度の小切開による手術)と広角眼底観察システム(Resight)を併用した最新の低侵襲手術を行っています。

医師紹介

氏名 奥道 秀明
役職/職名 眼科医長
卒業年次 平成11年
指導医・専門医・
認定医
  • 日本眼科学会 専門医
専門分野 緑内障/一般眼科
私の診療方針 ドクターの考えを押しつけるのではなく、患者さんと相談しながら最善の治療を見つけていきたいと思っています。

氏名 横田 智香
卒業年次 平成29年
指導医・専門医・
認定医
  • 日本眼科学会
専門分野 眼科一般
私の診療方針 丁寧な診療を心がけます。よろしくお願いいたします。

視能訓練士について

視能訓練士とは、医師の指示のもと眼科検査の全般を行う、国家資格をもつ専門職です。
当院眼科には様々な眼の病気を抱えた患者さんが来院されます。
眼が見にくいということは、とても不安が多いと思います。
そんな中当院眼科を受診され、最初に眼科でお話しするのは視能訓練士のことが多いです。
患者さんの不安や訴えにしっかり耳を傾け、安心して検査や診察を受けていただけるよう努めています。
眼科は検査が多いです。
患者さんの検査の負担を極力少なく、かつスムーズに行えるようできる限り努めています。
気になることがあれば視能訓練士に何でもご相談ください。
聞きやすい、話しやすい、「見る」「見える」幸せをプロデュースする視能訓練士を目指しています。

業務内容

当院の眼科では、眼の病気全般に対して診断、治療を行っています。
その中で視能訓練士の役目は様々な機器を使い、患者さんの眼の状態を正確に検査することです。
この検査が適切な診断、治療につながります。
また、患者さんが持つ視力を最大限生かせる方法(メガネ・補助具など)を提案しています。
その他にも眼位検査、立体視検査、色覚検査、網膜の反応を見る検査などたくさんの検査があります。
患者さんの訴えを聞き必要な検査を正確に行うことが視能訓練士の役目で、疲れる検査もありますが、よりスムーズかつ正確に進むよう努めています。